えーとですね、1995年の1月に阪神大震災がありましたが、ちょうどその頃、私は
某ゼネコンのペーペー社員として、神戸の建設現場で仕事をしてまして、まぁ、あれほどの地震でしたから
担当していた現場はひとまず置いといて、今日は地下鉄、明日は高速道路、みたいな感じで復旧作業に走り回っていました。
んで、アスファルトの割れた、道路の補修をしていると、そこに一人の男の人がやって来まして、彼いわく
「工事用の仮設フェンス(よく工事現場の周りぐるりとを覆っている黒と黄色のしま模様のフェンスがありますね。アレです)に
ボランティア募集のポスターを貼らせてくれないか」との事。
「どんなの貼るんですか?」とポスターを見せてもらったら、神戸で地震の被害にあった外国人たちのために、
通訳のボランティアをしてくれる人を募集するためのポスターでした。
そのポスターには「スペイン語、タガログ語、ポルトガル語、タミル語、アラビア語、等々(<この辺うろ覚え)を
通訳できる人を特に募集しています」と書かれていたんですが、その下に大きな文字で
「英語の通訳は募集しておりません」と書かれていました。
ちょっと不思議に思ったので英語の通訳を募集しない理由を聞くと、彼は「いやぁ、あんまり役に立たないんですよ」と言うのです。
どういう事かというと「私は英語が出来るので通訳のボランティアがしたいです」と言う人はたくさんやって来るのだそうですが、
そーゆー人に限って、日常会話に毛の生えたような程度しか英語が出来ず、事務的な伝達、例えば「義援金の申請をする人は
罹災届を区役所でもらってきて、赤十字社の事務所まで持ってきてください」みたいな文章が訳せなかったり、
「水道はいつ復旧するのか」というような英語の問い合わせにも答えられない(もちろん復旧時期は知っているのだが、
それを英語で伝えられない)など、はっきり言って役に立たないんだ、と彼が言うので、
私は「いやぁ、はっきり言うなぁ、この人」と思わず笑ってしまったのですが、その話を聞いて私が思ったのは
「なんつーか、みんな「英語ぐらいしゃべれないと」みたいな感じで英語を勉強してるけど、英語が少ししゃべれても、
実は大したこと無いんじゃないか」みたいな、ちょっとそんなことを考えたりしたのでした。
相変わらず文章にまとまりが無くて、スマソな感じ。
明るいな、げやり倶楽部